フィールドワークという言語実践

フィールドワークは、社会学にとっては基本的なリサーチ法のひとつです。現在では、アート系、建築系問わず、現場との関係性を作品に打ち込めるひとつのアート技法でもあります。しかし残念ながら、慶應大学では、文学部社会学専攻において、学生がこの手法を実地に身につける場がほとんどありません。個人の自主的な動きに任せる、という『慶應的』な態度ではカバーしきれません。